2020
相談の現場から見るDV~男性相談・女性相談それぞれの立場から~
男性相談・女性相談の共通の課題"DV"(ドメスティック・バイオレンス)に焦点をあて、支援者の立場から、暴力の背景にあるものは何かを講師の対談を通して考えます。
講師は、『男』の悩みホットラインの開設に関わり、カウンセラーとして20年以上男性相談に携わる濱田智崇さん。また『性暴力のない社会を作る』ことを目指し、性暴力被害者支援センターで活躍されている福岡ともみさんです。
相談員としてどう対応すればいいのか、関わりや支援について理解を深めていきます。さらに、DVが起きている家庭の子どもへの影響や予防など、相談員ができる支援について考えていきます。
日時 | 11月15日 日曜日 13:00~16:00 |
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講師 |
濱田智崇(京都橘大学健康科学部心理学科准教授・カウンセリングオフィス天満橋代表) 京都大学教育学部教育心理学科在学中、日本初の男性専用相談『男』悩みのホットラインを開設。2004年から代表を務め、各地自治体主催の男性相談事業を受託。2019年に法人化して一般社団法人日本男性相談フォーラムとなり、理事を務める。 精神科医療機関、児童養護施設などで心理療法を担当。共著書に『男性は何をどう悩むのかー男性専用相談窓口から見る心理と支援』『暴力の発生と連鎖』など。 福岡ともみ(認定フェミニストカウンセリング・アドヴォケイター、ウィメンズカウンセリング京都スタッフ、特定非営利活動法人 性暴力被害者支援センター・ひょうご事務局長) 生まれ育った地域が被差別部落であったことから人間と差別の問題に関心を持つ。1995年に起きた沖縄少女強姦事件に衝撃をうけ、性暴力やDVの被害者へのサポートに関わる。とくにDV被害者が犯罪加害者となってしまった裁判での経験は被害・加害や、支援を考える原点となっている。共著書に『フェミニストカウンセリングの実践』『家族写真をめぐる私たちの歴史』など。 |
対象 | 対人援助に関わる方、相談業務に関心のある方 |
定員 | 50名 |
受講料 | 参加無料 |
講座に参加される方のお子さまをお預かりします(有料 / 定員あり)
保育を希望される方は、講座お申込みの際、いっしょにお申込ください。料金等、詳しくはウィングス京都の保育をご覧ください。